トイレの節水・節電
近年、エコに関する話題がいたるところで聞かれますが、そのほとんどはゴミをできるだけ出さないようにしよう、ペットボトルや空き缶をリサイクルしようといったことです。
また、節水や節電も環境に配慮するという意味ではエネルギーを使うことなのでエコになりますが、こちらも水道の水を出しっぱなしにしない、誰もいない部屋の電気は消すといったことばかりが言われています。
しかし家庭内でもっとも節水・節電できる場所は実はトイレで、たとえば4人家族の場合、24時間内でトイレを使用する時間はおよそ50分程度と言われています。
にも関わらずトイレはたくさんの水を使いますし、たくさんの電力を消費しているのです。
まず水の使用量は家庭内で一番多いと言われており、全体の3割はトイレで使われています。
これはお風呂や台所よりも多く、一日に使う時間と比較すると非常にもったいないことが分かります。
次に電気使用量ですが、こちらもスタンダードなトイレで年間7,000円程度かかると言われていますから、一日あたりの使用量を見るともったいないです。
そこで最近おすすめされているのがトイレの節水・節電ができる製品で、いわゆるエコトイレというものですが、これに切り替えるだけで水の使用量が年間お風呂300杯分も節水できるそうです。
これだけでもかなり水道代を節約できますし、電気もエコトイレに切り替えるだけでも年間5,000円もお得になると言われています。
このようにトイレを変えるだけでかなりの節水・節電効果が期待できますから、今こういったトイレは非常によく売れており、新しく家を建てる家庭でも数多く導入されています。
トイレはエコに関しては意外と着目されていなかった部分でもありましたが、こうした数字が大々的に出る様になって以来、トイレからエコを考える人が増えたことが分かります。
環境に配慮し、未来につなげるためにも今から効果的なエコを考えてみてはどうでしょうか?